こんにちは、訪問いただきありがとうございます。
三十路OLが、旅を通じて人生の充電を行うべく、快適に旅を楽しむ方法を模索するブログです。
イタリア旅行4日目(AM)では、テルミニ駅近くのホテル「Rossi Hotel」に宿泊した感想から、コロッセオ観光のチケット事情、そしてバチカン美術館近くで見つけたリーズナブルなランチをご紹介しました。
今回は4日目(PM)、ローマで実際に年越しを体験した私の旅行記をもとに、観光の定番であるバチカン美術館の見どころや予約の注意点、そして旅行者に人気のおすすめカウントダウンスポット(最寄駅付き)をまとめました。
この記事はこんな方におすすめです♪
- 年末年始にローマで年越しを考えている人
- バチカン美術館の見どころや予約方法を知りたい人
- ローマのカウントダウンスポットを比較したい人
- 実際のカウントダウン体験談を参考にしたい人
- 海外での年越しを安全に楽しむポイントを知りたい人
バチカン美術館は必ず予約を!チケット料金と注意点
バチカン美術館はローマ観光のハイライトであり、世界中の旅行者が訪れるため常に混雑しています。私は12月30日に予約なしで行こうとしたのですが、列が長すぎて入場すらできませんでした。


翌日の12月31日に再挑戦し、ようやく1時間以上並んで入場。それでも年末の閑散期でこの混雑ぶりなので、観光シーズンはさらにすごいはずです。

結論:行く日が決まっているなら必ず公式サイトで予約しておくこと!
チケット料金(2025年時点)
- 一般入場:20ユーロ
- 割引(学生など):8ユーロ
- 音声ガイド:8ユーロ(日本語あり)
- オンライン予約手数料:約5ユーロ
合計で30〜33ユーロ程度。世界最高峰の美術館を考えれば十分に価値があります。
音声ガイドやガイドツアーで理解を深める
展示数が膨大で、ただ眺めるだけでは「すごい!」で終わってしまうのがバチカン美術館。だからこそ、音声ガイドやガイドツアーを利用するのがおすすめです。
音声ガイドは日本語に対応しているので安心。ガイドツアーなら、作品同士のつながりや隠された意味を解説してくれるため、理解が何倍にも深まります。
クロークサービスで荷物を預けよう
大きな荷物やリュックは館内に持ち込めないため、**クローク(無料)**に預けます。長時間歩くことになるので、身軽にして見学するのが正解です。
個人的に印象に残ったバチカン美術館の見どころ
アテネの学堂(ラファエロの間)
ラファエロの代表作。古代哲学者たちが集う壮大な壁画で、中央にはプラトンとアリストテレスが並び立ちます。人物配置や奥行きの表現は圧巻で、観光客が一斉に足を止めて見入っていました。

ラファエロの間のその他の壁画
「ボルセーナのミサ」や「ヘリオドロスの追放」なども迫力満点。宗教的なテーマを鮮やかな色彩で描き出した作品群は、実物のスケール感に圧倒されます。
システィーナ礼拝堂
写真撮影禁止ですが、やはり外せない場所。ミケランジェロの「天地創造」と「最後の審判」は、芸術の域を超えた圧倒的な存在感を放っていました。首が痛くなるほど見上げ続けてしまったほどです。
ピーニャの中庭
高さ4メートルの巨大なブロンズの松ぼっくり像が置かれた中庭。館内の緊張感から少し解放される空間で、外の光を浴びながらひと休みできるのが印象的でした。

一度ホテルに戻って夜に備える
美術館を堪能したあとはホテルに戻り、夜のカウントダウンに向けて休憩。ローマは歩くだけでも体力を消耗するので、深夜まで続くイベントに備えて体力を温存しておくのが正解でした。
ローマでおすすめのカウントダウンスポット(最寄駅つき)
ローマ市内には複数のカウントダウンスポットがあります。それぞれの特徴とアクセスを整理しました。
スペイン広場(Piazza di Spagna)
- 最寄駅:地下鉄A線「Spagna駅」すぐ
- 観光客に大人気。花火が見られ、治安も比較的良い。
- 家族連れや旅行者におすすめ。
コロッセオ周辺(Via dei Fori Imperiali)
- 最寄駅:地下鉄B線「Colosseo駅」徒歩すぐ
- 古代遺跡を背景にした迫力あるカウントダウン。
- 大規模な人出で盛り上がるが、混雑とスリに注意。
サーカス・マッシモ(Circo Massimo)
- 最寄駅:地下鉄B線「Circo Massimo駅」徒歩すぐ
- 広大な古代競馬場跡で大規模コンサートあり。
- 若者に人気で大盛り上がりするが、夜は冷え込む。
ジャニコロの丘(Gianicolo)
- アクセス:トラステヴェレ地区から徒歩、またはバス115・870番など
- ローマ市街を一望でき、花火を鑑賞できる穴場。
- 静かに過ごしたい人におすすめ。
サン・ピエトロ広場(バチカン市国)
- 最寄駅:地下鉄A線「Ottaviano駅」徒歩10分
- 宗教的で荘厳な雰囲気の中で年越しを迎えられる。
- 警備が厳しく混雑も激しい。
実際に体験!スペイン広場のカウントダウン
私たちが選んだのはスペイン広場でした。理由は花火が見られること、そして比較的治安が良さそうに思えたからです。

夜になると階段や広場に大勢の人が集まり、お酒を片手に友人や家族と談笑しながら新年を待っていました。観光客も多く、国際色豊かでアットホームな雰囲気。
そして午前0時になると、空に花火が打ち上がり、歓声とともに「Happy New Year!」の声が響き渡りました。

知らない人同士でも自然に声を掛け合い、一体感を味わえるのが海外カウントダウンの魅力です。
印象的だったのは、花火が終わった後の雰囲気。あれほど盛り上がっていたのに、皆が静かにゾロゾロと帰っていく姿は、意外に落ち着いていて不思議な安心感がありました。
治安と注意点
スペイン広場は比較的安心でしたが、テルミニ駅付近では爆竹を鳴らす若者もいて少し怖さを感じました。ローマでカウントダウンを楽しむなら、観光スポットや人の多い広場を選ぶ方が安全です。
また、人混みではスリ対策は必須。バッグは体の前に持ち、財布や貴重品は出しにくい場所にしまいましょう。
まとめ
ローマで過ごした大晦日は、昼は芸術、夜はお祭り騒ぎというコントラストが鮮やかな一日でした。
バチカン美術館では世界最高峰の芸術に圧倒され、予約の大切さを実感。夜はスペイン広場で現地の人々と花火を見上げ、新年を迎える特別な時間を過ごしました。
日本とは全く違う「海外での年越し」は、現地の文化を肌で感じられる貴重な体験。次はまた別の国で、違うスタイルのカウントダウンを味わってみたいと思います。
次回予告
元旦は朝からジェラートを食べてトレビの泉へ。その後、美味しいパスタを楽しみ、午後からはミラノへ移動します。その様子は次の記事でご紹介します。読んでいただきありがとうございました♪
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