こんにちは、訪問いただきありがとうございます。
三十路OLが、旅を通じて人生の充電を行うべく、快適に旅を楽しむ方法を模索するブログです。
マイルを使った特典航空券や、海外旅行の計画を立てるときに避けて通れないのが 「燃油サーチャージ」。
みなさんは意識したことがありますか?
私は正直、あまり気にせず「エネルギー価格が上がるとサーチャージも上がるのか~、嫌だなぁ」程度に考えていました。ところが、ANAマイルでイタリア行きを調べていたら、同じ区間・同じマイル数なのに 航空会社によって5万円以上も差 が出てびっくり!
今回はそんな燃油サーチャージについて、仕組みや料金の違い、そして予約時に役立つ具体的な情報をまとめました。
この記事はこんな方におすすめ
- ANAマイルやJALマイルを貯めていて、特典航空券を検討している方
- 燃油サーチャージって何?と疑問に思っている方
- 旅行費用を少しでも節約して海外旅行を楽しみたい方
- サーチャージが安い航空会社を知って、上手に選びたい方
- でも「安さだけじゃなく快適さや憧れの航空会社にも乗りたい!」という方
燃油サーチャージとは?
燃油サーチャージとは、航空燃料価格の変動を運賃に上乗せする追加料金 のこと。
航空会社が設定し、燃油価格や為替レートに応じて数か月ごとに見直されます。
日本では2000年代から導入され、原油高騰時には数万円単位の負担になることも。航空券の基本運賃に含まれず、別途徴収されるのが特徴です。
ポイントまとめ
- 航空券代とは別に発生する追加料金
- 航空会社ごとに金額が違う
- 数か月ごとに見直しされるため、予約時期によっても変動
実際にどのくらい差が出るの?
例えば、私が調べた ANAマイルを利用してイタリア往復(エコノミー・ハイシーズン・60,000マイル) の場合:
① 中国国際航空(エアチャイナ)利用
- 総額:43,940円(うちサーチャージ 31,840円)+60,000マイル
①こちらが、中国国際航空で日本ーイタリアを予約した時の明細。
総額43,940円(内、サーチャージ31,840円)+60,000マイル

② ルフトハンザ ドイツ航空利用
- 総額:96,510円(うちサーチャージ 82,800円)+60,000マイル
②こちらが、ルフトハンザドイツ航空で日本ーイタリアを予約した時の明細。
総額96,510円(内、サーチャージ82,800円)+60,000マイル

同じマイル数で同じ区間にもかかわらず、なんと 53,000円の差!
欧州系キャリアに憧れはありますが、これだけ差があれば「エアチャイナでいいかな…」と思ってしまいますよね(笑)
燃油サーチャージが無料・安い航空会社まとめ(2024年)
調べてみると、燃油サーチャージは航空会社によって大きく異なります。以下は2024年時点での情報なので、必ず予約時に公式サイトで最新情報を確認してください。
燃油サーチャージ撤廃(無料)の航空会社
- ニュージーランド航空
- カンタス航空(オーストラリア)
- シンガポール航空
- スリランカ航空
- 一部LCC(スクート・ピーチ・ZIPAIR など)
比較的安価(5,000円以下)の航空会社
- MIATモンゴル航空(日本→モンゴル)…1,000円程度
- カタール航空(日本→カタール)…エコノミー11USドル/ビジネス16USドル
- エチオピア航空(日本→エチオピア)…50USドル
韓国路線の相場(片道・2024.4.1時点)
- ZIPAIR・ピーチ … 無料
- JAL・ANA … 3,500円
- アシアナ航空・大韓航空 … 約4,400円
短距離路線では差が小さいですが、ヨーロッパやアメリカ行きは数万円の差 になるので要注意です。
ANAマイル特典航空券でサーチャージが不要な会社
ANAマイルを利用した場合、提携航空会社の一部は 燃油サーチャージが免除 されます。
- エアカナダ
- ニュージーランド航空
- スカンジナビア航空
- シンガポール航空
マイル利用時に「同じ区間でもサーチャージがゼロ」の場合があるので、かなりお得に使えます!
実際の予約に役立つコツ
- サーチャージ込みの総額で比較する(公式サイト、旅行代理店での総額も比較)
「燃油サーチャージが無料」でも運賃自体が高いこともあります。必ず 総額(運賃+諸税+サーチャージ) で比較しましょう。航空券検索サイトではサーチャージが別計算になっている場合もあります。 - 直行便か乗り継ぎ便かを考える
安さを優先して乗り継ぎ便にすると、移動時間が長くなることも。旅程とのバランスも重要です。 - 発券時期に注意
燃油サーチャージは2か月位ごとに改定されるため、改定直前に予約すると数万円安くなる ことも。 - LCCはサーチャージ不要でも手数料が高め&LCC+別手配も検討
特にアジア方面はLCCで燃油サーチャージ無料のケースも多いため、短距離ならLCC+ホテル別予約の方が安くなる場合もあります。ただしLCCは手数料が高めな時もあるので、受託手荷物・座席指定料金などを含めて比較するのがおすすめ。 - マイル利用ならサーチャージ無料の航空会社を狙う ANAマイル、JALマイルともに一部の提携航空会社はサーチャージが不要。
燃油サーチャージだけが全てではない
ここまで「サーチャージが安い・無料の会社」を紹介しましたが、実際には 価格だけでは選べない理由 もあります。
- 「やっぱりANAの安定したサービスが好き」
- 「憧れのヨーロッパ系航空会社に乗ってみたい」
- 「直行便で快適に旅立ちたい」
旅の価値は人それぞれ。サーチャージの安さは大事ですが、安心感・快適さ・憧れの体験 も同じくらい大切です。
まとめ
燃油サーチャージは、航空会社や時期によって 数万円単位の差 が出る重要なポイントです。
安く旅行したいなら、サーチャージ無料・安価な航空会社を上手に選ぶことで大きな節約になります。
ただし、サーチャージが安い=ベストな選択 とは限りません。
価格・利便性・サービス・憧れ、安全性すべてを天秤にかけて「自分にとって満足できる選択」をするのが一番のおすすめです。
そして、サーチャージ額は 2024年以降も変動 していくため、予約前には必ず公式サイトで最新の情報をチェックしてください。
旅行は「安さ」だけでなく「体験」そのものが大切。燃油サーチャージを賢く攻略しながら、自分らしい旅を楽しんでいきましょう!最後までお読みいただきありがとうございます!


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